ステップ配信2日目

皆様こんにちは。コードアップスのひろきです。
本日も動画をご視聴いただきありがとうございます。
引き続き即戦力級コーダーになるための完全ロードマップについてご案内していきます。
2日目の本日は、コーダーが押さえておくべきポイント2つ。制作全体の流れを理解しよう。
こちらについて解説をしていきます。

まずはじめにコーダーとして案件を受注していくにあたり、大切なことをあなたに伝えたいです。
それはコーディングは制作において非常に重要な役割を担っているということです。
あなたにお聞きします。
コーディングが制作スケジュールの中でどういう立ち位置か理解できていますか。
あなたはコーダーの役割を理解できていますか。
あなたはそれを理解して行動することができていますか。
少し自問自答してみてください。
コーダーはただコーディングできれば良いわけではありません。クライアントの重要なプロジェクトに関わっているという認識をしっかりと持ちましょう。今、お伝えしたことを考えながら動画をご視聴いただけると嬉しく思います。

それでは、本日の内容に移っていきます。
早速ですが、押さえておくべきポイント2つは次の通りです。
デザイナーの意図を汲み取る力
デザイン通り再現する力
こちらになります。
まずは制作全体の流れを理解していきましょう。
制作は実際に案件を受注してから、ヒアリング、要件定義、デザイン、コーディング、サイト公開、こちらの手順で主に進んでいきます。ヒアリング、要件定義、デザインの決定、こちらは制作をするにあたり主な割合を占める重要な事柄になっていきます。この3つの入念な打合せをしたあとにデザインが決定するわけなのですが、コーダーはこのデザインを実際に形にしていくのが仕事になります。
そこで大事になってくるのがデザイナーの意図を汲み取る力です。デザイナーは打合せをした結果、クライアントのその要望をデザインに反映させていきます。
例えば、デザインカンプを見るにあたり、ユーザー操作による画像の変更があるかないか。文字の増減があるかないか。デザインされた要素、つまりコンテンツがさらに増える可能性、もしくは減る可能性があるかないか。その他にもユーザーが変更できるようにする場所があるかないか。
これらっていうのをコーダーはデザインから読み取ること、という事が非常に重要になっていきます。コーダーが先の先まで考慮して柔軟に対応できる、そういった対応力というものも実際に実務では求められます。
あなたはコーディングをする際、実際にどのようにして使われるか、どのようにしてサイトが運営されていくのか、しっかりイメージしてコーディングをするようにしていきましょう。
そういった意味でデザイナーの意図を汲み取る力というのは非常に重要になっていきます。また、デザイン通り再現する力、こちらも非常に重要になっていきます。デザイナーの意図を汲み取りつつ、先ほど説明した内容ですね、そういった意図を汲み取りつつ、忠実にデザインカンプを再現するようにしましょう。
例えば、余白は適切か。フォントは適切か。コンソールのエラーなどは出ていないか。誤字・脱字は無いか。構文チェックでエラーは出ていないか。また、さまざまなサイズで表示が崩れていないか。ブラウザ毎による表示の崩れはないか。スマホなどの実機で確認してその際の崩れはないか。最後にはデザインカンプを重ねて大きくずれていないか。
このように確認する事というのは、たくさんあります。
再現する力と合わせて、検証する力というのもコーダーには必要になってくるんですね。
実際にコーディングをしていく中でデザインカンプに違和感を感じる場合、または、どうしてもデザイン通りに実装できない場合、というのは実務をする中で実際に出てくる事になります。
こういったものに対してはしっかりとメモに残し、報告をするようにしましょう。この報告の仕方というのは、3日目の動画でしっかりとお伝えをさせていただきます。
ここで一つ肝に銘じてほしいことがありまして、
それは、コーダー側で勝手にデザインを変更すること、これはやらないでください。
コーダーが作ったデザインというのは実際のクライアントのイメージが反映されています。クライアントはデザインが決まった内容それが実際のホームページになる、実際の形となって自分の所に納品される、そういうふうに思っています。なので、コーダー側でデザインを変更するというのは絶対にやってはいけないことになります。
もし実装できないとかデザインを再現するのが難しい、そういった場合は必ず、デザイナーもしくはディレクターの方に報告をするようにしましょう。

デザイン通り再現できているか、これらを確認する為には品質チェックといったものを徹底して行う必要があります。
デザインといったものはクライアントの思いやデザイナーの思い、これを再現する重要な役割となっていきます。
お伝えさせていただいたようにデザイナーの意図を汲み取る力、また、デザイン通り再現する力、というのは非常に重要ということがお分かりいただけたと思います。
コーダーが実際に作業に入るタイミングというのは、制作全体のスケジュールにおいてほぼ最終的な工程になっていきます。
すべて要件が決まった後、デザインが決まった後、それを実際にブラウザに反映していく、そういったことからデザイン通り再現するというのは本当に重要なことになっていきます。
あなたがコーダーの役割をしっかりと理解して対応することが出来るかどうか、というのは実務において非常に求められる重要な役割、力となっていきます。こういったところに配慮できるかどうか、そういったものはもちろん経験がものをいう部分でもあるのですけれども、品質チェックなどをしっかりと対応することで、こういったものは初学者の方でもしっかりとカバーすることが出来ます。
こういったところを理解して対応することで、実際に即戦力として活躍することは十分に可能だと私の方は判断しています。
意識してしっかり対応できる力というものを身につけていきましょう。

3日目の明日は、報告・相談する力を身につける。について解説をさせていただきます。
また明日動画を配信いたしますので、ぜひチェックの方を宜しくお願いいたします。